内科の守備範囲は広く、専門医の種類も沢山あります。例えば心臓病を専門に診る医師は循環器専門医であり、肺疾患を専門に診る医師は呼吸器専門医ということになります。そこでリウマチ専門医とはどんな病気を診る医師のことでしょうか?それは膠原病を専門に診る医師のことなのです。膠原病とは何か?については以下をご覧下さい。また神前院長は血液専門医でもあります。血液専門医とは血液疾患を専門に診る医師のことですが、血液疾患とは何か?については同じく以下をご覧下さい。
血液疾患とは骨髄やリン パ節などの血液を作る組織(造血組織)が障害されるために起きる疾患のことで、鉄欠乏性貧血、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、急性骨髄性白血病、悪性リンパ腫などがあります。
膠原病とは自己免疫性疾患(自分の組織に対する自己抗体ができる疾患)の一種で自己抗体が関節や筋肉などを攻撃するために起きる疾患です。主な病気に関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎などがあります。膠原病の症状は多岐にわたるため、その治療には他科との連携が大事になります。
例えば関節リウマチでは整形外科医と連携する必要がありますし、全身性エリテマトーデスでは眼科や皮膚科などの受診が必要な場合があります。また涙液や唾液が減少するシェーグレン症候群では耳鼻咽喉科の受診が必須です。

インフォームドコンセント(説明と同意)の重要性が叫ばれている昨今ですが、「医者vs患者」の関係は理想的関係というにはまだまだ程遠いものがあります。
その原因としては医者の説明不足や怠慢などが挙げられますが、私は患者さんにも(自分の病気に対する)勉強不足という大きな原因があると思っています。つまり患者さんも自分の病気についてしっかりと勉強しないといけないのです。すべて医者まかせでは良い治療は受けられません。
宣伝になりますが、このあたりのことは拙著
『患者学』(マガジンハウス刊)や
『ブラックジャックによろしく公式ガイドブック』(講談社刊)に詳述しましたので、宜しければ御購読下さい。