こどもの時に見逃すとおとなになってから取り返しのつかない疾患になる場合があるとのこと。こどもの成長はおとなの責任ですよね。 そんな気になるこどもの骨や関節の疾患について、
阪急茨木市駅前に今年7月に開院されたスカイ整形外科クリニック柏木副院長に「小児整形外科」についてお話をお伺いします。
◆小児整形外科って、ふつうの整形外科と違うの?
あたり前のことですが、こどもは単におとなを小さくしただけではありません。小児科が一般の内科とはっきり分かれているように、こどもの骨や関節にはおとなにはない特徴があるのです。
ですから、整形外科も主におとなを扱う整形外科と小児整形外科とは、はっきりと区別する必要があります。
先天性股関節脱臼や先天性内反足、四肢の先天奇形などの先天性疾患は高度に専門化した知識や技術が必要となりますので、こどもの整形外科に精通した小児整形外科医にかかることが望ましいことは言うまでもありませんが、
突き指や捻挫、骨折など、日常的なこどもの怪我でも小児整形外科に精通した医師を受診するのが理想です。
◆小児整形外科が取り扱う疾患ってどんなものがあるの?
先天性股関節脱臼、先天性内反足、筋性斜頸、先天性の四肢の奇形、先天性下腿偽関節症、骨系統疾患などの先天性疾患、О脚・X脚、内旋歩行・外旋歩行、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、
脊椎側彎症などの、成長期のさまざまな小児特有の疾患のほか、小児の外傷やスポーツ障害も取り扱います。
また、脳性麻痺や二分脊椎症などの麻痺性疾患も小児整形外科の守備範囲です。
◆成長期の疾患には的確な診断と適切な治療が最重要!
こどもの運動器疾患が、おとなのそれと決定的に異なる最大の特徴は、成長があることです。
そのため、診断や治療にはこどもの成長を考慮した特別な配慮が必要となります。例えば、こどもの骨には成長軟骨帯(骨端線)という、おとなにはない、骨が成長する部分があります。この部分は、周囲の骨に比べて強度が弱いので骨折がよく見られます(骨端離解といいます)。
しかも骨端離解の起こる関節の近くは、こどもの場合軟骨部分が多く、普通のレントゲン写真では骨折線の入り方がよくわからないことが多いのです。成長軟骨帯にかかる骨折に対して、診断を誤ったり不適切な治療を行うと、治療直後は一見うまく治ったように見えても、
成長とともに骨が変形してきたり、長さが短くなってきたりしてしまうことがあるので注意が必要です。
◆診察から手術、入院まで対応
この病院では、もちろん一般整形外科の診察も行っています。
大きな特長である小児整形外科の知識と経験をバックグラウンドに、幅広い年齢層の患者さんに診察と治療を行っているとのことです。
また、ここには手術室や入院設備も完備されていて、
様々な症状に対して最適な治療を行える準備が整っています。加えて周辺の病院との連携も密にとられており、24時間の救急体制も備えるなど、患者さんやそのご家族が、診察から治療まで一貫して安心して医療を受ける事ができる体制になっています。
|
入院ベッド数は現在19床。どの部屋も窓が大きく開放感があり、白い壁とフローリングは清潔感があります。 |
 |
さまざま症例にも対応できるようにリハビリ室も充実した内容になっています。患者さんもリハビリに専念できますね。 |
|
【検索キーワード】 |
| こどもの骨・こどもの関節・小児整形外科・先天性股関節脱臼・先天性内反足・四肢の先天奇形・突き指・捻挫・骨折・先天性股関節脱臼、先天性内反足、筋性斜頸、先天性の四肢の奇形・先天性下腿偽関節症・骨系統疾患・先天性疾患・О脚・X脚・内旋歩行・外旋歩行・ペルテス病・大腿骨頭すべり症・脊椎側彎症・スポーツ障害・脳性麻痺・二分脊椎症・成長軟骨帯・骨端離解 |